第11話  Season1 最高“傑作” 爆表了

根津の街に降り立った五郎さん、受け取ったはがきを見ながら、その差出人の店に向か います。五郎さんの訪問にお店のオーナーは「五郎さんが来てくれたということは、 ちゃんとはがきを読んでくれたのね。」字幕では「五郎さんが来てくれたということ は、き…

第十話  浮雲? 浮藻?

五郎さんが某大学のキャンパスを散策中に、発声練習をしている少女達を見つける。 少女達「あめんぼ赤いなあいうえお、うきもに小蝦もおよいでる、・・・・」 字幕ではうきもを浮雲と訳している。確かに、水面に映る白雲の情景を想像することが 出来るが、そ…

第九話  そばはそばでも・・・

五郎さんが最初に注文した3品が日本語の字幕で説明が出る。 「タコの広島ネギとゆずポン酢」は広島ネギを調味料としてとらえるならこれでいい が、食材としてとらえるなら「タコと広島ネギのゆずポン酢(がけ)」だろう。 しかし、一人でこんな注文はしない…

第八話  ジンギスカンって何?  

五郎さんが見つけた焼肉屋の看板「つるや」で朝鮮焼肉と判る。 どう言う訳か横浜の鶴見、大阪の鶴橋には在日が多い。「鶴;つる」の字が付く店は在 日が経営する店が多いようだ。 戦後、鶴橋に住む在日が屠殺場で牛の内臓=捨てる物(大阪弁:放る物;ほるも…

第七話  味を増す汁

味噌汁(wèi ceng zhī)を味増汁(wèi zēng zhī ) 味を増す汁 ととらえれば、これもありかも。 70円の割引券を手にして「しぶいな」 中国語字幕では 70円本当にけちん坊だな 五郎さんはこの後、「古き良き吉祥寺がこの店に集約されているみたいだ。」 と…

第六話  バッタモン

00:43 日本語の台詞:とんだバッタモンじゃないか。 中国語字幕:これ、壊れているよ。(誤訳度★★) バッタモン の意味は関西人なら判るが、その他の地区では判らない人も多い、 ましてや中国人なら、尚更。 「ばった」は「投げ売り」を意味する古道具商の…

第五話  吹毛求疵(あら捜し) 

誤訳はあるにはあるのですが、たいした間違いではありません。 お賽銭を香銭 神社では線香を焚きませんので香銭ではない。 ドラマの題名が間違っています。 五郎さんの食べたのは、親子丼ではなく親子重です。丼鉢に盛り付けられたが、親子丼 です。親子丼は…

第四話  その3

第四話  その2

今回はドラマとは関係ありません。 前回、中国料理の料理名は、大体が、材料、調理法、切り方等の組み合わせだ。 と言いましたが、それ以外に、東坡肉(dōng pō ròu)や 過橋米線(guò qiáo mǐ xiàn)のように料理にまつわる故事から付けられた料理名も沢山…

第四話 誤訳度、☆☆です。

08:33 五郎が昔の恋人の名前をつぶやく、字幕では沙由紀。 音声だけで名前の漢字の書き方を知るのは難しい。 でも、エンドロールでキャストは「小雪(さゆき)」と判るのだが・・・ 小雪と書いてさゆきは私も初めて聞いた。 日本語台詞:なるとと厚揚げをく…

第三話 誤訳は未だ発見せず

(たぶん、あると思うのだが)今のところ誤訳は発見できませんでした。 中国人に扮した男子店員の演技が下手過ぎ。中国人が話す日本語ではない。 誤訳で思い出したが日本に戸田奈津子と言う字幕の翻訳家がいる。 「誤訳の女王」とも呼ばれ、その“才能”には定…

第二話 誤訳3題

14:45 日本語の台詞:蕨(わらび)そう、あの現場。 中国語字幕:和波(わなみ)(誤訳度☆)地図を調べばわかること 中国人の翻訳家にとってはわらびでもわなみでもどっちでもかまへん、かまへん。 21:53 日本語の台詞:(あん肝にビール)プリン体バリバ…

Season1 第一話の誤訳その1

孤独のグルメは中国では孤独的美食家 14:22 日本語の台詞:あっ!着替えたらね、二階に刺したのがあるから、串十本もってきて。 字幕翻訳:あなた着替えたら、二階に行って、調味料9瓶(本)もってきて。 (誤訳度☆☆) おい、おい、 串十本が調味料9本にな…

ごどく 誤読のグルメ

日本では既に放送されたテレビ番組を見るにはオンデマンドなどで有料ですが、中国ではネットで無料で見ることが出来ます。今、放送中の大河ドラマなども、放送数日後に見ることが出来ます。 ワンクール(3カ月放送:12回)分のDVD(2~3枚)も日本円で400…

ブログ再開のおしらせ

2010年 「上海万博と上海B級グルメ」をアップしていました。 今、大連にいます。 2016年1月1日よりブログを再開します。 タイトルはのちほど