第八話 ジンギスカンって何?
五郎さんが見つけた焼肉屋の看板「つるや」で朝鮮焼肉と判る。
どう言う訳か横浜の鶴見、大阪の鶴橋には在日が多い。「鶴;つる」の字が付く店は在
日が経営する店が多いようだ。
戦後、鶴橋に住む在日が屠殺場で牛の内臓=捨てる物(大阪弁:放る物;ほるもん)を
もらって食べたことから、ホルモン焼きと言った。
今でも、鶴橋にはホルモン屋とパチモンのブランド品を売る店が多くある。
大阪市内では最も凶悪犯罪の多い危険な場所でもある。
しかし、よく食べましたね五郎さん。五郎さんの大食いはこの回から始まった。
ジンギスカンと言えば日本人なら大体の人が知っている羊肉のことだ。
以前、北海道に旅行し、ジンギスカン鍋を食べた時に店員が「昔、蒙古軍が遠征時に
鉄兜を鍋の代用にして羊肉を焼いて食べたのが由来」と聞いたが、実際、現地にはそん
な料理は存在せず、満州事変の時に日本人がモンゴルで食べられていた羊肉を焼いた
料理に命名した。字幕では日本語台詞通り、そのまんま成吉思汗(chéng jí sī hàn)と
翻訳している。これでは中国人には判らないだろう。ちょっと調べれば判ることなの
に、手抜きをした結果だ。
それにしても韓国語メニューはきっちり翻訳できている。翻訳者は朝鮮族か?
原作者久住が指摘しているが、カッテキ、レハー焼、イカサン、等のお店のメニュー、
の日本語表記が違っている。朝鮮人は濁音や半濁音の発音が苦手と思っていたら、
書いた字にまで影響しているとは・・トホホ。