第七話 味を増す汁
味噌汁(wèi ceng zhī)を味増汁(wèi zēng zhī )
味を増す汁 ととらえれば、これもありかも。
70円の割引券を手にして「しぶいな」
中国語字幕では 70円本当にけちん坊だな
五郎さんはこの後、「古き良き吉祥寺がこの店に集約されているみたいだ。」
と言っているので、けちん坊の意味ではないと思います。
又、実在する店で撮影してこんなことを言うはずはないと思いませんか。
パスタを意式細長麺、スパゲッティを意式寛麺と翻訳。(誤訳度★★)
これは五郎さんも認識不足です。「これはパスタではなくスパゲッティだ。」
と言っています。この違いを説明できる人は多くないでしょう。
パスタは小麦粉を練り合わせ成型したもの、
スパゲッティ、マカロニ、フィットチーネはこの中に含まれる。
私は40年前名古屋に移り住んだ頃、名古屋の食文化に馴染めなかった。
特に、味噌カツ、味噌煮込みうどん、味噌おでんは今でも敬遠したい。
名古屋にはなごやめしなるものが存在する。
上記の他に、ひつまぶし、手羽先唐揚げ、てんむすなどが有名だ。
その他、名古屋独自のスパゲッティがある。あんかけスパゲッティとナポリタンだ。
あんかけスパゲッティはよこいとチャオが元祖争いをしていると聞いた事がある。
よこいのあんかけスパゲッティのソースは店でもスーパでも買うことが出来るが、
自分で作っても店の味にならない。麺の茹で方と炒め方に秘密があるらしい。
又、名古屋ナポリタンは他の地方と変わっていて、ステーキ用の鉄板に盛られてい
る。熱した鉄板に調理済みのスパゲッティを盛った後、溶き卵を上から流し込む、卵が
鉄板の上でクレープ状になり、トマトケチャップの濃い味を緩和してくれる。
このナポリタンも麺の茹で方に秘密があるが、内緒! 名古屋ナポリタンは一般、
喫茶店で提供される。ごはん、味噌汁、サラダが付いたナポリタンセットもある。食後
のコーヒーは割引価格になっていて、名古屋人が好きな言葉「お買い得」なナポリタン
である。
名古屋ナポリタン あんかけスパ